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人材育成・採用とパーパス
皆様こんにちは。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
筋トレを始めて半年!その変化は…?
皆様気が付いてないかもしれませんが、今年の2月くらいから私は近所のフィットネスクラブVISTAに大体週3日通っています。
女性にモテたいため、いや自身の家庭内での立場(4児の父です)と事務所内での代表という立場を考えて少しでも長く、元気で働けるよう健康増進のため、筋トレしたり有酸素運動のプログラムをこなしたりしています。
これが本当にキツイキツイ。汗だくになりますがやり遂げた後の達成感は最高です。
「いかん、もう限界だ。これ以上は腕が上がらん」と思っても目標・やっている意義を考えると踏ん張れます。
頑張った変化ですが、皆様口々に
「古谷さん瘦せたことない?大丈夫?仕事しすぎじゃない?」
とコメントいただきます。
いや、胸とか大きくなったり、腹筋とかバキバキになりたくて頑張っているんだけどなー。しかも「締まった」とかならまだしも、「痩せた」とか「目がくぼんでる」とか、正直悲しい。笑
よく見ると胸がちょっとモリっとなったり、腹筋が割れてきたりはしていますがそれ以上に脂肪が落ちてるので見た目には瘦せこけたように見えるだけ。
でも、諦めません。頑張ります!
夏はもう目の前だし、今年こそ息子たちに「お父さんの体かっこいい!!」と言わせたい!
人材育成セミナーに参加して
西予市が主催の「ウィズコロナ時代における人材確保・育成セミナー」に参加してきました。
その中でも最近ホットなワード「パーパス」が出てきました。
パーパスとは社会的な企業の存在意義という意味です。
もっというと事業の目的は何か?を簡潔な文言で表現するものとも言えます。
当社は何のために存在するのか?
社会においてどのような責任を果たすのか?
を言語化するわけです。
特に若手のZ世代(20代)やミレニアム世代(30代)は就職の際に会社のパーパスの内容を意識するそうです。63%の就活生がパーパスがあることで企業に好感が持てるという回答をしているデータもあります。
皆様はありますか?
当事務所は恥ずかしながら作れていません。
一度、クレドについて考えたことはありましたが具体化はしませんでした。
もちろん「お客様の経営活動が円滑に進むようなお手伝いを」という想いで皆一丸となって業務を行っていますが、簡潔に具体的な文言で作って皆で共有するという作業まではできていません。
ちなみに類似ワードであるミッションやクレドは、「自社の発展のための標語」といったイメージですが、パーパスもっと広い「社会的意義の明確化」です。
ミッションやクレドは「自社が儲かるためには?」を重視するような内容になりがちで、スタッフの共感が得られにくい傾向もあります。「結局社長が儲けるための目標やんけ、それを私らに押し付けるなよ、と言った感じです」。一方パーパスは「良い世の中、社会にするために自社ができることは?」といったもっと広い視野での話となり、スタッフの共感も得られやすいものです。ちょっと前からよく聞くSDGsとも関連してくるのものですよね。
まずは事務所のパーパスを作って、それを個人レベルの目標まで落とし込んで、1on1ミーティングで進捗具合を確認しながら達成できるように伴走してあげる。これがあるべきリーダー像なのだと思います。
だってスタッフが「私、古谷事務所での仕事は給料のためだけにやってます」なんて言い出したら悲しいですよね。
でも急に「●●さん目標ってある?将来どうなりたい?事務所の仕事通じてどう社会貢献したい?」なんて聞いても答えられないと思います。
四六時中、仕事のこと・事務所の将来のことを考えているのは我々経営者くらいで、スタッフが同じレベルで考えてくれているなんて望むのはおこがましいにも程があります。
であれば、事務所はこういう方向に進みたいというのを私が指し示してあげて、その達成のために個人レベルでの目標・パーパスがあるとスタッフもやりがいが出るのかなと思ったりします。
当事務所のお客様でも、従業員さんを募集してもが集まらない、すぐ辞める、戦力にならないといった、お悩みを伺うことが多いです。最近の若い方は給与額の大小よりも、勤務形態(残業は多すぎないか?休日出勤は多くないか?)といったことを重視されているようですね。
併せてこの「パーパス」があると、共感してくれる若者からの応募が増えたり、モチベーションアップや離職率の低下につながるのではないでしょうか?
是非一度、「なぜ自社は存在するのか?社会にとって貢献できることは何か?」を考えてみるのもいいかもしれません。一見、採算度外視の様に見えてもそれが回り回って自社に利益につながるのだと思います。
私の筋トレも「事務所スタッフのため、お客様のため、そして家族のためいつまでも健康でいたい」といったパーパスがしっかりしているのでずっと継続できると思っています。
異性にモテたいなどという利己的なミッションだけだと続かないでしょう!!笑
今日はすごい雨ですね💦大丈夫かな。
皆様良い週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
適格請求書(インボイス)と事業者免税点制度について
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(古谷佑一)です。
お客様にご契約いただけるとき
ありがたいことに当事務所のHPを見てお問い合わせいただいたり、関係者様よりご紹介いただくことで私とお客様の接点ができます。
その後、私がお客様の所へ出向いたり、ご来所いただいたり、最近だとZOOMでご面談をさせていただき、ご契約いただけるか否かが決まります。
最近、事務所のHPからお問い合わせいただき、ZOOMでご面談させていただいたお客様があったのですが、実はその方ご契約に至りませんでした。
ご質問にも適切にお答えできたと思うし、お見積りも予算内でした。クラウド会計ソフトを使いたいというニーズにもお応えできるので当事務所とご契約いただけるだろうなと思っていた矢先に、「他の税理士事務所さんで契約をすることにしました」との一報をいただきました。正直ショックではありましたが、恥を忍んでお客様に「私がご契約に至れなかった理由を教えてください」と単刀直入に聞いてみました。すると、「契約した税理士事務所さんは見積書を書面で作ってくれたが、古谷さんは口頭で伝えてくれただけだった」とのこと。
え!?(;^ω^)金額を伝えたのだから同じでは。。。。?
と思ったのですが、初対面なわけですから口頭でパっと言われるよりも、書面で残った方が安心なのは当たり前かと思いました。
その上でプランや他の税理士事務所と比較してじっくりと検討して決めることができる納得感にもつながります。
あるセミナーで聞いたのですが、我々の業務はこの安心感と納得感が重要です。
安心感…専門用語は極力控えわかりやすく細かく丁寧に説明して差し上げる。
納得感…きちんと納得した上でお客様に納税をしてもらう。
たしかにそうだと思いました。
お見合いでもそうですよね。自分の素性を細かく相手にさらけ出して丁寧に説明して安心してもらう。その上で他の候補者と比べて一番良いなと思う方と比較検討して納得してもらった上でご結婚(成約)に至るわけで。(ちょっと違うかな💦、こんなやらしい打算的なものではないのかな💦違ったらすみません。)
今回の私の面談はこの両者を欠いていたなと大変勉強になりました。
「私の事を信頼して欲しい、相手に安心感を与えたい」と、口で繰り返しても仕方無いので行動で示さないといけませんね。
私は、できるだけ自分の考えや想いを細かくブログやSNSに挙げるようにしていますし、積極的にHPや印刷物、看板には顔を出して活動しています。
少しでも私のこと、当事務所のことを分かってもらい、身近に感じ安心してもらいたいと思っているためです。
税理士事務所に限らず、サービス・商品が売れるかどうかは本質的には「人」だと思っています。
あなただから買いたい、あなただから契約したい、ってありますよね?
当事務所にも笑顔で丁寧に対応するスタッフ、節目節目ではきちんと手土産や贈り物をするスタッフ、何か事では顧問先様を優先的にご利用するスタッフが居ます。
継続的に行うと顧問先様が彼ら彼女らに信頼を置いてくれファンになってくださいます。良い人だなと安心してもらえるわけです。
そうすると業務が非常にスムーズに進むんですよ!!
お客様と顔を合わせずにLINEや電話だけだった時には全然送られてこなかった会計資料が、担当スタッフが顔を合わせるようになると毎月決まったときにきちんと送られてくるようになった顧問先様もあります。作業をするときに相手の顔が浮かび想いを馳せること、これも丁寧な作業には大切なんです。
再度、相手に安心してもらえる信頼してもらえる、そして納得してもらうには?を勉強出来た案件でした(^^)/
適格請求書(インボイス)と事業者免税点制度について
7月に入りインボイス関係のセミナーのご依頼も多くなったり、お客様へ順次インボイスの説明と登録申請を進めていたりとインボイス気運が高まっています。
本日はインボイス制度と事業者免税点制度について記載したいと思います。
〇事業者免税点制度について
事業者免税点制度とは、基準期間の課税売上高が1,000万円以下の方についてはその年の商売については消費税の納税義務が無いというもの。
簡単に言うと「2年前の売上高が1,000万以下だと今年は消費税納税しなくて良いよ」っていう制度です。
〇インボイス制度との兼ね合いは?
インボイスを発行するには消費税の課税事業者(2年前の売上高が1,000万を超えているか、税務署に消費税納めますと届出している方)に限ります。
ということは2年前の売上高が1,000万以下の方はそのままではインボイスが発行できません。
なので、2年前の売上高が1,000万以下の方はインボイス制度やりますの申請と併せて、消費税納めたいですの申請もしないといけないわけです。
ですが経過措置で、免税事業者が令和5年10月1日の属する課税期間中に適格請求書発行事業者の登録を受ける場合には、登録日(令和5年10月1日)から課税事業者となり、その日から課税期間の末日までの期間について、消費税の申告が必要となります。この経過措置を受ける場合、「消費税課税事業者選択届出書(税務署に消費税納めます届出)」を提出する必要はなく、令和3年10月1日から受付が開始さているインボイス登録申請書のみを提出すれば良いことになっています。
〇もともと2年前の売上高が1,000万円超だったのでインボイスの申請をしたが、売上高が1,000万円以下になってしまった場合の注意点
二年前の売上高が1,000万円以下になったので今期は消費税要りませんね、と思っていたらインボイス制度の取りやめを出していなかったので引き続き消費税の納税がある、なんて恐ろしいケースが想定されます。
そうなんです、二年前の売上高が1,000万円以下になってもインボイス制度辞めますを出してなかったら消費税の納税義務は免除されません(事業者免税点制度の適用はありません)
しかもインボイス制度辞めますの届け出は「課税期間の末日から起算して30日前の日」までに出さないといけないんです。他の消費税関係の書類って大体決算日までに出せば翌期から適用、というケースがほとんどなのですが、これだけ30日早いというイレギュラーな感じ。笑
なので、3月決算法人様だと2月中には出しておかないといけないわけで、3月に入ってからインボイス制度辞めますと言っても翌期には間に合わず、翌翌期から消費税免税なるんですから注意が必要ですね。
これ、ミスったら税理士メッチャ怒られそうだな~。笑
こんな面倒な制度を辞めて、事業者免税点制度を無くせばいいのになーと思うのは僕だけでしょうか?なら安心して仕事ができるのに。
怖いな~。
朝の雨が一点、良い天気になりましたね。良い週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
適格請求書(インボイス)発行事業者の登録申請書
おはようございます。税理士の古谷佑一(ふるやゆういち)です。
好きなアーティスト(歌手)って居ますか?
私も歌とか音楽はたまーに聴きますが「この人好き!!」っていうのがあまりないんです。
土日とか早朝の仕事中にBGM的にYouTubeで聞いている(流れている)ので、何となく最近の歌も聞いたことあるなーって感じで耳に残る程度です。
ちなみに妻はこういうのに私以上にかなり疎いのですが、スーパーの木村チェーンでかかっている音楽で情報を仕入れているそうです。笑
でも「歌」ってその時代時代をめちゃくちゃ思い出せますよね?
学生時代に聞いた曲とかがパッと流れるとふと色々思い出しますよね?
私は中学生~高校生の時は、ずっとウォークマンにカセットテープ(MDじゃなかったと思う)入れて、黒夢を聞いてました。そう、清春です。笑
今思うとバキバキの中二病ですよね。あのちょっとワルで、反抗的で、タバコとか吸ってる感じが少年の私には刺激的でした。
憧れて、天パのクセに髪を伸ばして、金髪と黒髪のまだら模様にしてピアスいっぱい空けてスキニーパンツでラバーソール履いてました。笑
実家に帰ったときに当時のプリクラを見つけたことがあったのですが、マジで黒歴史過ぎて直視できませんでした。。。
自分の娘がこれとプリクラ撮ってたら問いただします。息子たちがこれを始めたら即止めさせます。
今でも黒夢の「DRAGPEOPLE」とか「CORKSCREW」あたりの曲が流れるとちょっと気分が病みます。(僕の個人的な感情です。曲はめっちゃカッコイイので悪しからずです。)
大学生になるとちょっとPOPなの聞いてましたね。ロードオブメジャーとかケツメイシとかオレンジレンジとかが記憶にありますね。
ラルクアンシエルが好きな奴がいてそいつと一緒に車のサンルーフを空けて、そこから顔出して双海の海岸沿いを「Driver’s High」を聞きながら走ったり、ケツメイシの「よる☆かぜ」を聞きながら塩屋海岸で花火したり、Steady&Coの「Only Holy Story」を聞きながら気になる女の子とデートしたり、彼女いない男子達でクリスマスに集まってB’zの「いつかのメリークリスマス」を聞きながら鍋パーティーしたり、等など日常の思い出と当時聞いてた歌がリンクします。
みなさんもありますか?YouTubeで聞くとちょっと懐かしい気持ちになりますよ(^^♪
適格請求書発行事業者の登録申請書と公表事項の公表(変更)申出書
インボイスの開始まであと15ヶ月。準備は始めていますか?
今日は個人事業主と屋号の公表についてまとめておきたいと思います。
個人事業主の方が適格請求書発行事業者の登録申請書を出すと、個人名で登録されます。
例えば、佐藤一郎さんが「CORKSCREW」っていう飲食店をしていた場合、公表サイトで検索をかけても「CORKSCREW」は出てこず、佐藤一郎さんで出てくるわけです。
知らない方は、「CORKSCREW」=佐藤一郎さんだとは思わないので探すことができません。なので表示名を屋号である「CORKSCREW」に変えてあげる必要があるわけです。
そこで、必要のが「適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書」と言う書類です。
これを出すことで、適格請求書発行事業者公表サイト(https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/)での表示名が個人名から屋号に変わります。
なので個人事業主の方は、二つの書類(適格請求書発行事業者の登録申請書+適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書)を同時に提出する必要があるわけです。
ちなみに紛らわしいのが、「適格請求書発行事業者登録簿の登載事項変更届出書」と言う書類。
恥ずかしながら、自身の適格請求書発行事業者の申請書を出すときに、公表名を屋号に変えたくて(古谷佑一を古谷佑一税理士事務所に変えたくて)この書類を出しました。
するとインボイスの登録センターみたいなところから電話が来て、間違っているから出しなおしてほしいと指摘を受けました。
適格請求書発行事業者登録簿の登載事項変更届出書というのはその本人の性質が変わったときに出す書類だそうです。
要するに古谷佑一が結婚、離婚、養子縁組等で佐藤佑一に変わった場合等が該当します。
法人であれば登記簿の変更があった様な場合にはこの書類が必要になります。
お間違いの無いように(^^♪
参考までに当事務所のミスした分も含めて添付しておきます。
本日の作業用BGMはもちろん黒夢で決まりだな~。笑 YouTubeで新宿ロフトライブのLike@Angelが出てきた、おお!カッコイイ!!
やっぱ好きかも。笑
皆様よい週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
小説ってあまり読まないのですが…
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
梅雨に入りましたがあまり雨が降らず農作物とか水不足への影響が心配ですね。
降るとめんどくさいのですが降るべき時にはきちんと降ってもらわないと困りますよね…。
とはいえ、湿気は満点のようで私の天然パーマはウネウネと爆発してます。笑
読む本の種類について
忙しいのを理由(言い訳)にして本をあまり読んでなかったのですが、月に一回行う仲間内での読書会のおかげで時間を無理やり作って「本を読む」という習慣がついてきました。
「空いた時に読もう」だと一生時間は空きません。私の場合は朝の一時間(4時~5時の間)は強制的に本を開くようにしています。
他にもアポとアポの間に少し時間がある場合にも読めるように常に携帯しています。最近では電子書籍もかなり普及しているので、タブレット端末さえあればどこでも読める便利な環境もあります。紙でないと読みにくいという意見もありますが、慣れだと思います。線を引いたり、スクラップできたりと案外便利ですよ。
内容的には最近は「黒字化」「従業員育成」「企業再建」といったワードに関連する本に目を通すことが多いです。
顧問先様の赤字を何とか解消する方法が無いか常に模索しています。
だったのですが、最近初めて(本当に人生で初めて)小説を読みました。読書会のメンバーに「後味が悪いから。」と薦められて読んでみました。
青春の蹉跌(さてつ)という本です。
まず蹉跌とはなんぞや?って話ですが、これは「つまずく、しくじる、失敗、挫折」という意味です。
青春の失敗、挫折…、
なんか青臭い青春系の話なのかなと思っていたのですが、そんなことは無い登場人物それぞれがエゴイズムむき出しで行動してます。
司法試験に合格した優秀な主人公は、将来が約束された様な素敵なお金持ちの出身の女性との縁談が持ち上がるのですが、その前にちょっとだけ遊んだ女性との間に子供が出来てしまいました。もちろんその遊び相手の女性は主人公に「子供ができたので結婚して欲しい」と迫ります。ただ自分の将来を考えれば、どう考えてもお金持ち出身の女性と結婚する方がメリットがあるわけです。そこで、主人公はあの手この手で遊び相手の女性と別れようとしますが、どれも上手くいかず。最終的には内祝言の前日に遊び相手の女性を殺してしまいます。
もちろん主人公は殺人容疑で警察に拘束されるのですが、そこで死体を検査した結果、おなかの中の子は主人公とは別の男性の子でした。
主人公も自分のエゴイズムのために女性を利用し、遊び相手も自分のエゴイズムのために他の男性との子を主人公との間の子だと言い張り、お金持ち出身の女性も主人公が司法試験に合格したから結婚したいと自分のエゴイズムのために動きます。
おお~皆さん腹黒い。笑
順風満帆だと思っていた主人公の人生は、全くの勘違いで殺人を犯すほどになってしまったということです。
しくじりとかつまづきというレベルでは無い大ミスですよね。
作り話なんて読んでもなぁ~と思っていましたが、案外読んでみると楽しかったです。
皆様も是非!!
婚外子と相続について
上記の青春の蹉跌の中で、主人公の心理描写で
「遊び相手の結婚の申し出なんて冷淡に無視をしてしまえば良い、将来認知が必要ならその時にしてやればいい、その結果妻に離婚を切り出されたら離婚してやればいい」くらいの度量が自分にあればここまで悩まないのに、という部分がありました。
確かにそこまでドライにいけたら人生最強ですね。笑
婚外子は認知してあげないと相続権がありません。ただ、一般的には認知は躊躇するケースがほとんどだそうです。
それはそうですよね、現在の家族に自分の不貞を明らかにするわけですから。
ただそれをスルーできるほど甘くありません。婚外子には家庭裁判所を通じて強制認知をもとめる権利があるためです。
争った上で認められてしまうと、遺産分割のプランや事業承継計画などは大きく崩れます。
なので、事実を事実として受け入れて婚外子をきちんと認知して、その方も含めた上での相続対策をすべきだと思います。
元東京都知事で先日亡くなった石原慎太郎さんも婚外子がいらっしゃいましたが、生前に認知をした上で相続対策をしていたので無用なトラブルが聞こえてこないのだと思います。
企業経営も相続もそうですが、耳の痛いこと、嫌だなと思うこと、しんどいなと思うことを後回しにしても良いことはありません。事実は事実として認め割と軽い感じで言い出せれば案外面倒ではないかもしれませんよ。我々もそういうアドバイスをして差し上げないといけませんね。
得るものはあったかも。またたまには、小説も読んでみよう~(^^♪
皆様よい週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
後続を育てることと従業員満足度
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
30代独身男女結婚願望無し4人に1人
ちょっと前の愛媛新聞にこんな見出しがありました。
理由としては、自由でいたい、家事育児が不安、経済的な不安等が挙げられていました。
最近は自由で行こうぜ~、気に入らない奴とは付き合わないぜ~、面倒なことは極力避けて自分のやりたいようにやろうぜ~的な考え方が増えてきてますよね。確かにその生き方は楽だし、自分らしくいられるので自尊心も保てて良いのですが、結婚まで否定されるとちょっと寂しいですよね。
うちは4名の子供たちに恵まれているのですが、家の中では正直自分の自由時間なんてほとんどありません。
誰かを注意したり叱っているか、誰かがトイレを汚したのを掃除しているか、誰かが牛乳をこぼしたのを拭いているいるか、誰かをなだめているか、誰かが体の上にのしかかっているか、、、いう感じで常に何かをしています。
これを確かに自由が無いといえばそうなのかもしれませんが、自分の分身(後続)を育てている時間だと思えば全然苦に感じません。彼ら彼女らに使う時間って将来に対する投資と同じだと思っています。だから本だって何冊でも読んであげるし、毎朝のランニングだってバスケの練習だって付き合ってあげるし、折り紙で遊んだり、お絵描きしたり、意味の分からない質問に答えたりと家での時間の大半を費やしてあげることを苦に思うことは無いですね。
もし、自由が無くなるので結婚は…と尻込みしている方がいたら是非お話してあげたいです。周りの話を聞くと大変そうに思いますが、いざ自分に置き換えてみるとそうでもないですよ。何とでもなります(^^♪
黒字の会社の理念も同じ?
前回のブログでも、当事務所の顧問先様の赤字割合が増えてきているので何か提供できることはないか?ということで総勘定元帳の重要性を解説しました。
引き続きこの手の書籍を手に取って研究しているのですが、ここ2、3冊で共通していることは「スタッフ第一主義」であること。
「お客様は神様です、そのためにスタッフを酷使しても問題ありません」、これだとお客様は満足しますがスタッフは不平不満だらけになってしまいますよね。
例えば、正月に「電気がつかないからすぐ見に来て欲しい」と社長あてに連絡が来て、その社長から連絡を受けたスタッフは気持ちよくお客様の下へ修理に伺うでしょうか?
そのスタッフだって親戚一同が集まって宴会をしていたかもしれないのに。「正月までこんな仕事請けるなよ、マジかようちの社長。。」ってなりますよね。
お客様と一番接するのは、実際に動いてくれているスタッフさんです。そのスタッフさんが自社に不満を持っている状態で当社の良いサービスなんて提供できるわけがありませんよね。
「うちの会社素晴らしいんです、私はここに勤めていることが本当に誇りです」と思ってもらえて初めて、お客様にも自社の良さを伝えることができると思います。
ただ、口で言うのは簡単ですがこれが中々難しい…。
一般的にあるような、飲み会をする、運動会をするといった福利厚生を充実させるだけで達成できると思わないし、単純に給与が高いだけでそうなるとも思えない。
社員も様々な性格の者がいるので、一概にこれが喜ばれるというのは判断ができません。
やっぱり皆さん共通して「ありがとう」が一番嬉しくないですか?
私は仕事をしていて一番嬉しいのは、「ありがとうございます」「古谷さんに相談してよかった、助かりました」と言われる瞬間です。
スタッフさんたちにもこれを一番味わってほしい。そのためにできる自社内での取り組みと言えば「勉強会、研修の充実」だと思っています。
「うちの社員は全然ダメ、使えないわ~」とおっしゃる社長さんもいますが、「きちんと教えてあげられているか?」ということを再度考えてみてほしいです。
1を聞いて10を解るなんてのはあり得ないし、「普通わかるだろ」「ちょっと考えたらわかるだろ」なんて言われても社長とは仕事の事を考えている時間が違いすぎて同じモノサシで言われてもかないません。
そこできちんとした育成・研修制度、勉強会があればどうでしょう。ある程度、基本的な知識は着くので「え!?こいつマジ💦」みたいな仕事の成果にはならないはずです。
偉そうに言ってますが実は当事務所も育成・研修システムはありません。月初と月中のmtgで私が講師となって税務トレンドを話す程度で研修とは言い難い。
それでもスタッフはOJTで少しずつ学んでくれています。私もスタッフの行った作業へのチェックメモの作成には力をいれています。そのメモが活きて先月間違ったところを今月は間違わなかったのを見つけたときは、スタッフ以上に私が嬉しかったりします。本人もきっと自身の成長を感じて満足度が高まる瞬間だと思います。これの繰返しがきっとお客様からの「ありがとう」につながるはずです。スタッフのミスを見つけたとき、自分でパッと修正したら早いけれど敢えて直さずにメモに気を付けるべき点も含めて記載してあげる。結構手間ですがスタッフの成長を感じられて楽しいですよ。
お客様からありがとうを言われるようなスタッフに育成して差し上げる、というのが一番の福利厚生かなと思っています。
息子たちにしろ、スタッフにしろ人の成長に携われるのは嬉しいし楽しい(^^♪
↓レッグスルーもだいぶ上手になってきました♪(まだボールから目が離れませんが…)
できなかったことが、できるようになるって楽しいですよね(^^)/
皆様、良い週末を!!
税理士 古谷佑一
黒字化の第一歩は?
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
バスケットの練習試合
昨日は長男次男が所属するバスケットボールチームの練習試合がありました。
長男だけなら同行はしないのですが、次男(1年生)は集中力が続かないので着いてやらないといけなくて。
ずっとコートサイドでドリブルでもしてるもんだと思ったら、なんと次男まで出場の機会を回してもらえて💦
手前で立ちすくんでいるのが次男です。
始めて1か月、初試合でボールに触ることはできなかったけれど、優しい先輩たちのサポートもあってコートを行ったり帰ったりはできました。
「何もできなかった、怖かった、ドキドキした」とのこと。
自分が今できることだけやってたら何の成長もないよ~。ちょっと背伸びするくらいがちょうどいいんだし、頑張れ!!
長男(15番)も練習の成果がボチボチ(ほんとボチボチ)出てきているので安心しました。
何より本人たちがチームメイトと楽しそうにしているのを見れたのが一番安心しました(^^♪
黒字化の第一歩は?
今月のTKCの事務所通信に面白い記事があったのでちょっと参考にさせていただきます。
当事務所の顧問先様でも、月次報告決算報告の際に「昨年まで黒字だったのに赤字になってきた」「このところ赤字がつづいていますね」という方が増えてきたように感じます。
新型コロナの影響や、ウクライナ侵攻、原材料食品価格の高騰、急速な円安等様々な要因があると思うのですが、「今は仕方ないよね~」では会社はつぶれてしまいます。
何らかの対策を打たないといけないわけです。
その第一歩としてまずは、会計を重視してもらいと思っています。
お客様の中には、「通帳を見れば大体わかるよ」「ほかのエクセルの資料で欲しいデータはまとめてるから」という方もいるのですが、それはあくまでも会社の部分的な面であって全体は示されていないと思います。(もちろん会計が適時適正に入力されていることが前提ですが。)
その会計の中でも「総勘定元帳」を特に見てほしいです。私もお客様に中々普段、総勘定元帳までお見せすることはないのですが本当の改善はここからはじまると思っています。
会社を黒字化したいと考えたときに何をしますか?大きくはこの2つでしょう。
①売上を上げる
②経費を削減する
では、この①売上を上げるは、口で言うのは簡単ですが相手があるのでそう簡単にはできません。
なら②はどうでしょう?自社内の事なので自分たちの努力次第で何とかなる部分も多いと思いませんか?
交際費・福利厚生費がちょっと多いかも見直そう
水道光熱費が高いな、こまめに節電しよう、電力会社を変更しよう
広告宣伝費が膨らんできたな、売上につながってないものは辞めよう
支払手数料ってなんだっけ?、あまり活用してないサブスクのサービスを解約しよう
等など…
そんな細かな取引が一つ一つ全部記載されているのが総勘定元帳です。
これを全部見直して無駄な経費を省き黒字化を目指すということです。売上アップ策はその次で良いと思います。
最近、会計って私自身が思うほど皆様の優先順位が高くないのだなと感じます。
でも何のために事業をしているのか?のベスト3には「稼ぐため、利益を出して継続するため」というのが入っていると思います。
その稼げているかどうか?を示すのが会計なわけで、それを適時適正につけずに、確認せずに進めてしまうのはやっぱり危ないと思います。
とはいえ、お客様も皆様忙しいので何とか時間を取っていただき少しだけでも試算表や総勘定元帳を見てもらう機会を作ることが私たちの大事なミッションかなと思っています。
出来ないことにもトライしつつ、できることからコツコツと、ですね(^^♪
皆様、良い週末をお過ごしください(^^)/
税理士 古谷佑一
パワーフレーズについて
こんにちは。愛媛県西予市の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
ご自身のパワーフレーズってありますか?
以前、私のFBとInstagramで南海放送の皆様のパワーフレーズの投稿をしたことありました。
で、最後にちょっと僕のも自信あります的なことを書いたら、「古谷のは何ですか?」と約一名当事務所のスタッフだけが突っこんできてくれました。笑
私は常に
「安心(慢心)は人を愚かにし、不安(不満)は人を賢くする」
という言葉を自身に言い聞かせながら、日々の業務を行っています。
私は今もさほど余裕があるわけではないですが、もっと余裕がない時期がありました。
・今月、家族に渡す家計費どうやって工面しよう。
・銀行借入の返済日があと1週間後に迫っている、それまでにどうやって後10万円をねん出しよう。
等など。
本当に常に不安と不満で胃が痛い開業1、2年目の時期がありました。
でもその時期の方が、どうやったら売上をもっと上げられるか?もっと顧問先様と契約を結ぶことができるか?安い金利でお金を調達できるか?ということを毎日本気で考えていたと思います。
カードローンもその時期に経験しました。25,000円返済して2,000円が元金返済、23,000円が利息だなんて一生終わらないぜ💦という経験も今となっては良い思い出です。
この時期の苦労があるから今の自分があると思っています。
書家の金澤翔子さん、金澤泰子さんのお話を読みました
平日はバタバタしているので、土曜日に書類の整理や届いた冊子、関連業者様にご提供いただいた情報を整理したりするのですが、頂いた資料の中に書家の金澤翔子さん、泰子さんのお話がありました。
書家の金澤翔子さんは、東京オリンピック・パラリンピックの公式ポスター20作品のうちの一つ「翔/FLY HIGH!」という作品を手がたことでも有名ですよね。
ただ、その翔子さんダウン症児として生まれています。
お母さまの泰子さんは、翔子さんを出産する前に2回流産を繰り返しており、念願のお子様でした。
その念願のお子様が出産後45日にしてダウン症の診断が下され、目の前が真っ暗になったそうです。
「知能がなく、一生歩けないかもしれない」と告げられすっかり希望を失い二人で死のうとも考えられたそうで。
マンションの高層階に住んでいた際に地震が来て、一瞬その揺れのせいにしてベランダから投げ落とすことも考えたそうですが、思わず抱きしめたそうです。
ひたむきに生きている命を抹殺するなんてそんなことは中々できませんよね。
そんな翔子さんも5歳で書道を始め、2005年には初個展を開催します。
この個展が世間の注目を浴び、泰子さんにとって闇の中に見えた光となりました。
翔子さんが普通に生まれて苦労知らずで生きていたらこんな苦しみは経験しなかったけれど、そのあとの光も幸せな人生も無かった。
あの苦しみがあったから救われた、苦しんでよかったと思われたそうです。
このお話は、横田南嶺さんの
「苦しい時は今幸せの種を蒔いていると思うがよい、そうやって堪えている時こそが幸せのただ中なのだ」
という言葉で締めくくられています。
わかる気がします。辛いですけどもっとガツガツ・ギラギラしていた思います。いつかああなってやる、こうなってやる!と燃えている時分がある意味楽しくて幸せなのかもしれませんね。
これも「後から思えば、ですけどね。」
当時はメッチャつらかった。もういいです。笑
でも、うちの子供たちにもこうった思いはしてもらいたいなと思います。
皆様、良い週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
インボイスの準備をぼちぼち始めましょう!
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
土日のお供
私は大体、土曜日は終日事務所にいて日曜日も午前中は事務所に居ることが多いです。
仕事もたまにしますがほとんどは、書類整理したり、本を読んだり、考え事したり、事務所の会計処理したり、計画立てたりといった平日のバタバタ中にはできないことをする時間に充てています。
これが私にとっては至福の時間なので働きすぎでしょ?、なんて心配はご無用です。笑
この至福の時間をもう一つ盛り上げてくれるのがこれ↓
iPhoneとBluetoothで繋いでYouTubeで好きな音楽をかけるだけで何だかオシャレオフィスに大変身(^^♪
それほど音楽に精通しているわけでは無いので、高尚な音楽やマニアックな音楽を聴くわけではないのですが、ちょっと気分が上がりますよね♪
大学1年生の時、免許を取ったばかりで友人と双海の海岸を車で走りながらかけてたあの音楽とか、
大学1年生の時、夜の塩谷海岸で女の子たちと花火をしたときに車でかかってたあの音楽とか、
大学1年生の時、冬の夜の瀬戸風峠で友人と二人でタバコ吸いながら車内で聞いてたあの音楽とか、(今は禁煙成功して吸ってませんよ。)
…「大学1年」と「車」ばっかりやな~。笑
懐かしい音楽は当時をちょっと思い出しますね。(最近のあまり知らないので…。笑)
インボイス対応ぼちぼち始めてますか?
1~5月の繁忙期も何とか乗り越えたので、これからは少し落ち着きます(はず💦)
インボイス発行事業者になるか否か?の判定をこれから各顧問先様としていかないといけない時期になりました。
私も制度や概要は説明できるのですが、じゃあ具体的に何をいつまでにすればいいの?というのがピンときませんでした。
どうやって顧問先様の対応をしていこうかなと思ったときに、手元に届いたのが↓のTKCからの冊子。
ワークブック形式になっていて、これに書き込んでいけば対応ができるので非常にわかりやすい!!(これだけでもTKCに加入しているメリットがあるなと思いました。)
いつまでに○○をしましょう!といったタイムスケジュールもあるので納期意識も出来てナイスです。
これを使って皆様のインボイス導入をスムーズにできるように事務所内でも勉強会を開催していきたいと思ってます。
よろしくお願いいたします。
適当にYouTubeが流れて、巡り巡って事務所内にスピッツがかかってる~。懐かしいです♪
今日は天気が良いので、昼から公園でも行ってきます!
皆様もよい週末を(^^)/
税理士 古谷佑一
事業所の現金管理できていますか?
おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
この時期って結構お金が要りますよね?
ちょうど昨日あたりから税金関係の通知書がたくさん届いていませんか?
・自動車税
・固定資産税
・住民税(特別徴収分)
マジか…ってくらい税金の通知書が来ますよね。
事業主さんであれば4/21に所得税、4/26に消費税払ったばっかりなのに、GWでお金使っちゃったのに…なんて方もいらっしゃるかも。
併せて我が家はこの時期に車検も重なったので火の車です。笑
義務なので仕方ないとは思いつつも、所有しているだけで税金がかかるのであれば要らないものもあるんじゃないかなと思ったりします。
家に車2台必要かな?せめてどっちか軽自動車でいいかも?そもそも持ち家要る?とか。
事務所をいつか建築したいなーとか思ってましたが、もうずっと賃貸でもいいのかもとか思ったりします。
ついついなんでも手にしてしまいがちですが、仕事量も所有するものも必要なものだけを手元に残すミニマリスト的な生活の方がハッピーかもしれませんね。
とはいえ、現金は必要です。管理してますか?
今期からお客様に、現金出納簿及び現金実査の重要性をお話をする機会が多いように思います。
皆さんは現金の管理や現金出納簿の作成を適正に行っていますか?
うちはスタッフさんにもお支払いをお願いすることが多いので現金出納簿は全員で作っています。
金庫から使ったらエクセルに記載する感じです。だから私が一生懸命作るのではなく、1月経つと出来ている感じです。
↑こんな感じです。部門名に使ったスタッフ名を記載します。(今月は僕が多いですね。)
これをMFクラウド会計に取り込めるので帳簿記帳も超らくちん(^^)/
で、毎週土日に私が現金実査をします。たまに10円や1円のズレはありますがほとんどズレません。
「え~めんどくさい」と思うかもしれませんが、これをすることのメリットは
①会計帳簿が適正になる
②実際の経理業務が楽になる
③スタッフの不正防止になる
です。
①会計帳簿が適正になる
これが一番のメリットだと思うのですが、現金勘定がしっかりと合うことで会計帳簿が適正になり金融機関からの信頼を得られたり税務調査で変な疑いをかけられたりするケースが減ります。貸借対照表を思い浮かべてほしいのですが、他の科目って何らかの外部資料と突合できますよね?預金であれば通帳や残高証明、売掛金や買掛金であれば請求書といった具合です。
現金はどうでしょう。小口現金の金庫があればその残高と一致させればいいかもしれませんが、年に一回の実査だけで到底合うとは思えません。
では会計帳簿と実査の差額はどうしますか?少額であれば現金過不足で雑費雑益で良いかもしれませんが、何万にもなるようであれば社長がご自身でお金を入れるもしくは、返すといった作業が必要になりますよね。このあたりの不透明感が適正な会計帳簿の作成の妨げとなります。
結果、思う様に融資が受けられない・税務署から指摘をされるということにつながるわけです。
現金出納簿の作成まではうちは請け負えないのでここの責任を我々に言われても正直困るな~というのが本音です。
②実際の経理業務が楽になる
うちの様にスタッフ全員で現金出納簿を作る場合には気が付くと出来ているので超らくちん。
お金の支払も少額なものであれば私の事前決裁不要なのでスタッフさんもストレスが無いと思います。
Amazonのビジネスアカウントも事務所で共有しているので必要なものがあれば購入してもらってます。
「古谷さん、テプラのテープが無いです、注文しておいてください」ってわざわざ言われてもね。。
もうお任せします!といった感じです。
③スタッフの不正防止になる
これも重要です。自由に現金やAmazonアカウントをつかってもらうのは良いのですが、ノーチェックでは不正の温床となります。
そんなスタッフはうちには居ないのですが、この毎週チェックしているよ、という姿勢が大切だと思います。
顧問先様の従業員の不正の話は私もたまに伺います。
もちろん不正をする従業員さんが一番悪いのですが、不正が出来てしまう仕組みを作っている事業所にも僕は責任があると思います。
きちんとチェックをする体制が整っていれば、そしてそのことを従業員さんもきちんと知っていれば、不正に手を染めずにすんだのに…ということです。
面倒ですが効果は絶大ですよ。
取り組んでみたい方は是非ご相談下さい。
してほしい方、できそうな方には私からもお伝えしますね。
当事務所の現金は今週も1円のズレもありませんでした。
いつもありがとう。
さて、お昼からは5月申告法人のチェックをします。
税理士 古谷佑一
当事務所のAI-OCRによる改善事例をJDLさんに取り上げていただきました
皆様こんにちは。
愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
最近夢中なこと
息子たちのバスケットボール姿を眺めていること(たまにアドバイスしたり)が最近のマイブームです。
実は、私は小中高とバスケットボール部に所属していました。(超極秘ですが。笑)
成長期のMAXが小学六年生で来たので小学生時代こそ大活躍でしたが、それ以降はパッとした成績や技術も無く何となく続けていただけですが、何となくわかります。
長男は親友の誘いで始めて、次男はサッカーを始める予定が長男の練習試合を見てから触発されてバスケをすることに。
二人とも楽しいみたいで毎朝のランニングにボールを持ち込むようになってドリブル練習に熱中してます。
合言葉は「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ」で毎朝頑張ってます。
その割には全く上手にはなりません(笑)が、見ている分には楽しいです。共通の会話も出来て話すことも多くなったような。
継続こそ力なり、頑張れー!!
当事務所のAI-OCRによる改善事例をJDLさんに取り上げていただきました
当事務所は2021年の春ごろからJDLのAI-OCRを使っています。(詳細はコチラ)
これがかなりの優れもので、レシートを読み込むと電話番号で相手先を認識して仕訳処理を登録できます。
また、金額や消費税率の識字制度もかなり高く手書き以外のレシートであればほぼ完ぺきに読み取ります。
また通帳や、クレジットカードの利用明細も読み込むことができるので今までの、手入力する→残高が合わない→定規を当てて間違いを探す、なんて手間が不要になります。
なのでネットバンキングやカードのネット明細を使っていない方の記帳代行でも、このAI-OCRを使えば40~50%程度の時短が可能となりました。
記事にもありますが、初めはガラッと変わるやり方に事務所全体が困惑していました。
きっと「はい、また何か新しいことが始まった、古谷マジめんどいなー」という私への批判もあったと思いますが、根気強く良さを伝えていくことで実際に理解してもらえて今で率先して使ってくれています。
記帳業務は価値が低いと言われることがありますが、どんな高付加価値業務も記帳が無いとできません。
大切な業務なのですが単調な作業なのでできるだけ人間ではなくマシンにお任せしたいですよね。
その他にも医療費控除や寄附金控除(ふるさと納税)の入力にも威力を発揮します。
あのつらい確定申告時期に、積み上げると5㎝くらいになりそうな医療費の束を見ると卒倒しそうになりますが、今年はAI-OCRがバンバン処理してくれたのでストレスなくいけました。
まぁまぁ値が張りますが費用対効果で言えばばっちりだと思います。
今しかない息子たちとの大切な時間をこのAI-OCRを使って作り出します(^^♪
GWは一人でゆっくり考え事ができるから楽しいな。
皆様もよりGWを♪
税理士 古谷佑一
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