パワーフレーズについて

こんにちは。愛媛県西予市の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

ご自身のパワーフレーズってありますか?

以前、私のFBとInstagramで南海放送の皆様のパワーフレーズの投稿をしたことありました。
で、最後にちょっと僕のも自信あります的なことを書いたら、「古谷のは何ですか?」と約一名当事務所のスタッフだけが突っこんできてくれました。笑

 

私は常に

「安心(慢心)は人を愚かにし、不安(不満)は人を賢くする」

という言葉を自身に言い聞かせながら、日々の業務を行っています。

私は今もさほど余裕があるわけではないですが、もっと余裕がない時期がありました。
・今月、家族に渡す家計費どうやって工面しよう。
・銀行借入の返済日があと1週間後に迫っている、それまでにどうやって後10万円をねん出しよう。
等など。

本当に常に不安と不満で胃が痛い開業1、2年目の時期がありました。

でもその時期の方が、どうやったら売上をもっと上げられるか?もっと顧問先様と契約を結ぶことができるか?安い金利でお金を調達できるか?ということを毎日本気で考えていたと思います。
カードローンもその時期に経験しました。25,000円返済して2,000円が元金返済、23,000円が利息だなんて一生終わらないぜ💦という経験も今となっては良い思い出です。
この時期の苦労があるから今の自分があると思っています。

書家の金澤翔子さん、金澤泰子さんのお話を読みました

平日はバタバタしているので、土曜日に書類の整理や届いた冊子、関連業者様にご提供いただいた情報を整理したりするのですが、頂いた資料の中に書家の金澤翔子さん、泰子さんのお話がありました。

書家の金澤翔子さんは、東京オリンピック・パラリンピックの公式ポスター20作品のうちの一つ「翔/FLY HIGH!」という作品を手がたことでも有名ですよね。
ただ、その翔子さんダウン症児として生まれています。

お母さまの泰子さんは、翔子さんを出産する前に2回流産を繰り返しており、念願のお子様でした。
その念願のお子様が出産後45日にしてダウン症の診断が下され、目の前が真っ暗になったそうです。

「知能がなく、一生歩けないかもしれない」と告げられすっかり希望を失い二人で死のうとも考えられたそうで。

マンションの高層階に住んでいた際に地震が来て、一瞬その揺れのせいにしてベランダから投げ落とすことも考えたそうですが、思わず抱きしめたそうです。
ひたむきに生きている命を抹殺するなんてそんなことは中々できませんよね。

そんな翔子さんも5歳で書道を始め、2005年には初個展を開催します。
この個展が世間の注目を浴び、泰子さんにとって闇の中に見えた光となりました。

翔子さんが普通に生まれて苦労知らずで生きていたらこんな苦しみは経験しなかったけれど、そのあとの光も幸せな人生も無かった。
あの苦しみがあったから救われた、苦しんでよかったと思われたそうです。

このお話は、横田南嶺さんの

「苦しい時は今幸せの種を蒔いていると思うがよい、そうやって堪えている時こそが幸せのただ中なのだ」

という言葉で締めくくられています。

わかる気がします。辛いですけどもっとガツガツ・ギラギラしていた思います。いつかああなってやる、こうなってやる!と燃えている時分がある意味楽しくて幸せなのかもしれませんね。
これも「後から思えば、ですけどね。」

当時はメッチャつらかった。もういいです。笑

でも、うちの子供たちにもこうった思いはしてもらいたいなと思います。

 

皆様、良い週末を(^^)/

 

税理士 古谷佑一

 

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