後続を育てることと従業員満足度

おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

30代独身男女結婚願望無し4人に1人

ちょっと前の愛媛新聞にこんな見出しがありました。
理由としては、自由でいたい、家事育児が不安、経済的な不安等が挙げられていました。

最近は自由で行こうぜ~、気に入らない奴とは付き合わないぜ~、面倒なことは極力避けて自分のやりたいようにやろうぜ~的な考え方が増えてきてますよね。確かにその生き方は楽だし、自分らしくいられるので自尊心も保てて良いのですが、結婚まで否定されるとちょっと寂しいですよね。

うちは4名の子供たちに恵まれているのですが、家の中では正直自分の自由時間なんてほとんどありません。
誰かを注意したり叱っているか、誰かがトイレを汚したのを掃除しているか、誰かが牛乳をこぼしたのを拭いているいるか、誰かをなだめているか、誰かが体の上にのしかかっているか、、、いう感じで常に何かをしています。
これを確かに自由が無いといえばそうなのかもしれませんが、自分の分身(後続)を育てている時間だと思えば全然苦に感じません。彼ら彼女らに使う時間って将来に対する投資と同じだと思っています。だから本だって何冊でも読んであげるし、毎朝のランニングだってバスケの練習だって付き合ってあげるし、折り紙で遊んだり、お絵描きしたり、意味の分からない質問に答えたりと家での時間の大半を費やしてあげることを苦に思うことは無いですね。

もし、自由が無くなるので結婚は…と尻込みしている方がいたら是非お話してあげたいです。周りの話を聞くと大変そうに思いますが、いざ自分に置き換えてみるとそうでもないですよ。何とでもなります(^^♪

黒字の会社の理念も同じ?

前回のブログでも、当事務所の顧問先様の赤字割合が増えてきているので何か提供できることはないか?ということで総勘定元帳の重要性を解説しました。
引き続きこの手の書籍を手に取って研究しているのですが、ここ2、3冊で共通していることは「スタッフ第一主義」であること。

「お客様は神様です、そのためにスタッフを酷使しても問題ありません」、これだとお客様は満足しますがスタッフは不平不満だらけになってしまいますよね。
例えば、正月に「電気がつかないからすぐ見に来て欲しい」と社長あてに連絡が来て、その社長から連絡を受けたスタッフは気持ちよくお客様の下へ修理に伺うでしょうか?
そのスタッフだって親戚一同が集まって宴会をしていたかもしれないのに。「正月までこんな仕事請けるなよ、マジかようちの社長。。」ってなりますよね。

お客様と一番接するのは、実際に動いてくれているスタッフさんです。そのスタッフさんが自社に不満を持っている状態で当社の良いサービスなんて提供できるわけがありませんよね。
「うちの会社素晴らしいんです、私はここに勤めていることが本当に誇りです」と思ってもらえて初めて、お客様にも自社の良さを伝えることができると思います。

ただ、口で言うのは簡単ですがこれが中々難しい…。
一般的にあるような、飲み会をする、運動会をするといった福利厚生を充実させるだけで達成できると思わないし、単純に給与が高いだけでそうなるとも思えない。
社員も様々な性格の者がいるので、一概にこれが喜ばれるというのは判断ができません。

やっぱり皆さん共通して「ありがとう」が一番嬉しくないですか?

私は仕事をしていて一番嬉しいのは、「ありがとうございます」「古谷さんに相談してよかった、助かりました」と言われる瞬間です。
スタッフさんたちにもこれを一番味わってほしい。そのためにできる自社内での取り組みと言えば「勉強会、研修の充実」だと思っています。

「うちの社員は全然ダメ、使えないわ~」とおっしゃる社長さんもいますが、「きちんと教えてあげられているか?」ということを再度考えてみてほしいです。
1を聞いて10を解るなんてのはあり得ないし、「普通わかるだろ」「ちょっと考えたらわかるだろ」なんて言われても社長とは仕事の事を考えている時間が違いすぎて同じモノサシで言われてもかないません。

そこできちんとした育成・研修制度、勉強会があればどうでしょう。ある程度、基本的な知識は着くので「え!?こいつマジ💦」みたいな仕事の成果にはならないはずです。

偉そうに言ってますが実は当事務所も育成・研修システムはありません。月初と月中のmtgで私が講師となって税務トレンドを話す程度で研修とは言い難い。
それでもスタッフはOJTで少しずつ学んでくれています。私もスタッフの行った作業へのチェックメモの作成には力をいれています。そのメモが活きて先月間違ったところを今月は間違わなかったのを見つけたときは、スタッフ以上に私が嬉しかったりします。本人もきっと自身の成長を感じて満足度が高まる瞬間だと思います。これの繰返しがきっとお客様からの「ありがとう」につながるはずです。スタッフのミスを見つけたとき、自分でパッと修正したら早いけれど敢えて直さずにメモに気を付けるべき点も含めて記載してあげる。結構手間ですがスタッフの成長を感じられて楽しいですよ。

お客様からありがとうを言われるようなスタッフに育成して差し上げる、というのが一番の福利厚生かなと思っています。

息子たちにしろ、スタッフにしろ人の成長に携われるのは嬉しいし楽しい(^^♪

 

↓レッグスルーもだいぶ上手になってきました♪(まだボールから目が離れませんが…)

できなかったことが、できるようになるって楽しいですよね(^^)/

皆様、良い週末を!!

 

税理士 古谷佑一

 

 

 

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