皆さんこんにちは。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
漫画・アニメって見ますか?
ビジネスマンなら読書が大切だ!とよく言われますよね。
私もそれは痛感しており、できるだけ分野を問わず手に取っています。
ただその中でも最近手にしてなかったのが『漫画』です。
大学生くらいまでは買ってよく読んでいたように思います。
バスケが好きだったのでスラムダンクやDEARBOYSとか、もちろん男子だったので幽遊白書とかジョジョの奇妙な冒険とかも読んでました。
なんで読まなくなったのか?を考えたときに、以前のブログで小説を初めて読んだことを書きましたが理由は同じで「現実社会で役に立たない(と思っていた)」から。
能力バトルとかスタンドとか言われてもな~、そんなことよりビジネス書読んで知識を得よう、専門書を読んで仕事に役立てようって考えてました。
ただ、最近子供たちも小学生になってきて漫画・アニメに興味を持つようになって。
漫画ではなくネットフリックスなのですが、
・全く集中できない次男が「鬼滅の刃」を、
・バスケ好きな長男が「黒子のバスケ」を、
・バドミントン下手くそなのに長男が「ラブオールプレー」を、
・伏黒恵の喰っていいぞ、を連呼する次男が「呪術廻戦」を、
見るようになって何となく横で僕も見ていると面白くなって、こっそり私一人で「東京卍リベンジャーズ」を見るようになって。笑
漫画・アニメを馬鹿にしてはいけませんよ。
特に思うのはビジネス書籍などと比較して「言葉のパワー」を強く感じます。俗にいう「名言」というやつですね。
冷静に聞くと結構クサいのですが、テンションが上がっていれば自身を鼓舞できます。
私が好きな名言は
●「覚悟」とは!!暗闇の荒野に進むべき道を切り拓くことだっ!!
ジョジョの奇妙な冒険第五部の主人公、ジョルノジョバーナなセリフ。
●進め!!男なら、男に生まれたなら進む以外の道などない!!
鬼滅の刃の錆兎のセリフ。
どうですか?
私は「覚悟」「切り拓く」「男」「進む」という感じのワードにグッとくるタイプの様です。笑
ちょっと恥ずかしい。
できればネットフリックスでは無くて漫画を見せた方が漢字の勉強にもなっていいので、夏休みだし単行本を大人買いして長男に与えてやろうかなと思ってます。
何が良いかな?何かおすすめがあれば教えてください!
小学四年生男児に見せるので男らしい激熱系で!!
魅力的な企業ってどんなだと思いますか?
皆様の企業は魅力的でしょうか?
給料が高い、フレックスタイム制で働きやすい、テレワークを導入している、福利厚生が充実している、社長が優しいなどなど、色々とあると思いますが、
私は「ワクワクとやりがいを実感できる企業」だと思っています。
ではどんな時にワクワクややりがいを感じるでしょう。
自分一人で新しいことができるようになった時、そしてそれが社会的な意義が高く、人から感謝されるとき、ワクワクしませんか?やりがいを感じませんか?
ではそれをどのように考え、見つけ出し、創造しますか?スタッフ個人個人ではそれを考案するのは無理です。
それが我々経営者の役目だと思っています。
むしろスタッフ全員が思い思いに目標を持つとバラバラになってしまい、まとまりがありませんよね。
企業としてワクワクするような価値ある目的(理念・クレド・パーパス)を設定し、企業がそれに向かって進んでいく。
スタッフとしては、目の前の仕事をクリアすることで、その会社が目指す価値ある目的の達成に近づいていると感じ、上司やお客様から感謝されればめっちゃ嬉しくないですか?
ただ悲しいかな実態は以下の通りです。
(https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/mana-biz/2021/07/post-584.phpより引用)
2021年のデータですが、全体の85%程度の方が「お金のため」に働いているということになります。
「仕事はあくまでも家族を養うための手段です」と明言されていた、同世代の公務員の方もいましたのでそれが働く側の本音なんだろうな、と思っています。
これを聞いて「ふざけんなよテメー、仕事ナメてんのか?」なんていう話では無くて、これはやはりトップが「ワクワクするような価値ある目的」を掲げていないからだと思います。
もちろんお金・給与も大切なのですが、これを第一義に置いてしまうと、「お金・給与にならないことはやらない」となってしまうのであまり望ましくないのかなと感じます。
2019年4月から順次施行された「働き方改革」ってありますよね。あれの一番のイメージって「長時間労働の是正」じゃないですか?
「もっと休もう、労働時間を短くしよう、そうすればみんなハッピーだ、自殺も無くなるよ」ってことです。
果たしてそうなのでしょうか?
私は「日曜日の夕方が憂鬱にならないようにすること」がこれが一番の対策だと思っています。
土日になると「早く月曜日に職場に行って仕事したいな」と思えるような環境づくり、これをトップが実行することが重要ではないでしょうか。
このように「ワクワクするような価値ある目的」これを考えてみることが人材育成、離職率低下、採用力強化につながるのではないでしょうか?
従業員は機械ではありません。理由や目的も無く、「とりあえずやれ!」なんて言われても動かなくて当たり前、思考停止して当たり前。
企業に起こりうることのほとんど問題はトップの責任です。
どうやったら、鬼殺隊のお館様・産屋敷さんの様に、個性激しめな柱の皆さんをあれ程統率できるのか?
それぞれ「鬼が憎い、滅したい」という強い目的があってまとまっている上に、産屋敷さんは亡くなった隊士まで忘れないほどの部下想い。
加えて鬼がいなくなった後のハッピーな世界を柱合会議で共有したりしてるのかな?笑
漫画やアニメのトップを分析してみるのもヒントになるかもしれませんね(^^♪
今日も暑いですね。
良い週末をお過ごしください(^^)/
税理士 古谷佑一