自分の人生を人に語れるか?

こんにちは。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

我々の仕事は?

私たち税理士事務所の仕事は、適切な会計処理を行い、適切な申告・納税をサポートすることです。
もちろん、それが大前提であり、最も重要な役割です。
ただ、先日インターンシップに来てくれた学生さんにもお伝えしたことがあります。

それは、「税理士の仕事はそれだけではない」ということです。

我々のお客様は?

私たちのお客様は法人や個人事業主です。
書類や数字だけを見ていると、会社というものはどこか無機質な存在のように感じるかもしれません。
しかし実際には、会社とは人の集まりです。
従業員の皆さんがいて、経営者がいて、それぞれに人生があります。

経営者と聞くと、テレビで見かけるような強くて怖そうな存在を想像する方もいるかもしれません。
例えば、ユニクロの柳井正さんやトヨタ自動車の豊田章男会長のような、圧倒的なリーダーです。
もちろん、そのような鉄人級の経営者もいらっしゃいます。

しかし、私が日々お会いしている多くの経営者の方々は、もっと人間味があり、もっと魅力的な方ばかりです(ユニクロやトヨタに怒られますかね。笑)
ある分野に長けていて、その仕事が好きで、一生懸命会社を守り続けている。そんな素敵な方々です。

最近、しんどそうな方が増えてきた?

最近、当事務所の顧問先の社長様、代表様が、しんどい局面を迎えている経営者の方が増えてきました。
もちろん守秘義務がありますので内容をお話しすることはできませんが、「それは本当に大変ですね」と思うような状況もあります。
ただ、その多くは挑戦した結果として訪れた苦しみです。
何もしなければ経験しなくても済んだかもしれない。
それでも次のステージを目指して挑戦したからこそ、苦しみや悩みが生まれるのです。
時には、安定した事業があるにもかかわらず、さらに挑戦を選ぶ経営者もいます。
私はそんな姿を尊敬しています。
そして何より、そうした弱さや不安を私に見せてくださることが嬉しいのです。
数字だけではなく、本音を話してくださる。
だから私も本音でお返しします。

「今のこの苦しい状況は、自分を成長させてくれるガソリンですね。」

「これを乗り越えたら、本が一冊書けますよ。」

そんな話をよくします。

自分はどうなの?

最近、Netflixで細木数子さんを題材にした『地獄に堕ちるわよ』を観ました。
内容には驚かされることも多かったのですが、同時に感じたことがあります。
それは、人生の浮き沈みが激しいからこそ、人はその物語に惹きつけられるということです。
あれほどのジェットコースターのような人生を歩むには、並大抵ではない精神力が必要でしょう。
しかし、自分の人生を語るだけで人を惹きつけることができる。
それはとても価値のあることだと思いました。
皆さんは、人を惹きつけるような人生を生きていますか。
私はまだまだ考え直さなければなりません。
いつか「古谷佑一自伝」を書いたとき、面白いと思っていただけるような人生を歩めているだろうか。
全く面白くない…。笑
創業当初の年商300万円だった時代の話や、カードローン地獄の話はそれなりに面白く書けるだろうけど、それ以外はサッパリ。
タイパやコスパばかりを優先して無駄を省く。自分の時間ばかりを大切にする。経営者としては正解かもしれませんが、人間として面白いかはまた別。

もし今、しんどい状況の真っ只中にいる方がいたら、少しだけこんな風に考えてみてください。
「ここを乗り越えたら、あとで語れる良いネタになる。」
そう思えれば、ほんの少しだけ前を向けるかもしれませんね。
また一緒にどこかでゆっくりと語りませんか?

税理士 古谷佑一

 

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