NOを言える人になる

こんにちは。愛媛県西予市宇和町卯之町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

「断ること」は悪いことじゃない 〜“NO”の再定義〜

みなさんは「断る」という行為に、どんなイメージを持っていますか?

冷たい?感じが悪い?相手に嫌われる?

そんな風に思って、つい引き受けてしまうこと、あると思います。
正直、私は今までそれで事業を拡張できていたといっても過言ではない位、引き受けてきました。
その度に自分の心がすり減っていたなという気がしています。

でも私は、今年から丁寧に「断る」「辞める」「やらない」を大切にしようと決めました。

それは単なる自己中心的な選択ではなく、「自分を大切にするための勇気ある決断」だと思っているからです。

誰かにNOと言うことは、自分にYESと言うこと。

そんな自分の心の余白を守ることで、大切な人、そして大切な仕事にちゃんと向き合えるような実感を得られてきた気がします。

「断る」ことで見えてきた、自分にとって本当に大切なもの

今年に入り、「これは本当に自分がやるべきか?」「自分の時間とエネルギーを注ぐ価値があるか?」を自問するセルフカウンセリングの時間を定期的に取るようにしました。

その結果、今までは受けていたお誘いや依頼、役割からも手を引きました。

正直、最初は不安だらけでした。

「嫌われるかもしれない」「離れていく人もいるかもしれない」「評価が下がるかもしれない」「今後誰からも仕事が依頼されないかもしれない」

でも、実際に行動してみると、そんな不安は必要以上に大きく見えていただけだと気づきました。

もちろん多少の文句を言われることはありましたが、それよりも家族との時間が取れたり、仕事の精度が上がったり、本当に大切にすべき人、物、事へ時間を割くことができるようになったこと、そして何より私が一番大好きな「一人の時間」も取れる機会が増えたように思います。

やらないことを決めることは、自分の軸を強くすること。

それは、日々の判断や行動に、自信と誇りを持たせてくれている気がします。

「NO」と言える自分を、私はかっこいいと思う

私は今、「断ることを大切にしている自分」を誇りに思っています。

それは、相手を軽んじているのではなく、自分も相手も本気で大切にしているからこそ。

軽い気持ちで受けてしまって、結果的に中途半端になってしまうより、誠実に「NO」と伝える方が、ずっと誠意があると信じています。

そして何より、自分のために選び取った時間を、自分が信じる大切なことに使えるようになりました。

そのおかげで、日常に充実感があり、「今の自分、けっこうかっこいいじゃん」と思える瞬間が増えました。

これからも私は、自分の軸をぶらさず、必要なときにはしっかりと「NO」と言える人でありたい。
私の覚悟不足で、まだどうしても断り切れないケースもありますが、この気持ちは持っておきたい。

それが、自分を大切にするということだと、私は思っています。

当事務所のお客様でも毎日忙しくしている社長様は沢山いらっしゃいます(むしろ暇な方の方が少ない💦)
それを楽しんでいる方なら良いのですが、本当は気持ちがしんどい方は気兼ねなく「NO」を言ってみてください。
どんなツールやアプリを使うよりも生産性が爆上がりしますよ(^^)/

税理士 古谷佑一

 

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