移動すること、環境を変えること

おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

中心へ行くこと

先日、個人的にとてもお世話になっている師から、「拠点を南予から東京に移す」という話を聞きました。
正直、とてもさみしい。でも同時に、心から応援したい気持ちにもなりました。私よりも年下の方なので。

どの業界にも言えることですが、情報・施設・設備などのあらゆる「中心」はやっぱり東京にある。
我々税理士業界も同じで、愛媛の中心は松山、日本の中心は東京。
どの業界でも南予で日本のトップを目指すのは、どうしたってディスアドバンテージがある。
これは事実だと思います。

昨年、息子のバスケ仲間が「もっと強くなりたい」と松山へ移った話も書きました。
本気で上を目指すなら、環境を変えるという選択肢を取るしかない。その象徴のように感じます。

親として、私自身も子どもたちにより良い環境を…と思い、習い事やスポーツの情報を集めますが、南予だけではどうしても完結しません。(これを書いていて思ったのは我々税理士もそう思われているかもしれないですね)
YouTubeやオンラインがあっても、「生」で触れる温度感とはまったく違う。
やっぱりリアルな場に身を置くことで受け取れるものがあるんですよね。

「移動する人はうまくいく」に共感した理由

先日、仲間内の読書会で紹介された
『移動する人はうまくいく』という本を読んだのですが、これが完全に今の自分に刺さりました。

本の主張はシンプルで、

自分を変えたいなら、環境を変えることがいちばん効く。
想いや行動を変えようとしても、同じ環境では難しい。
だからこそ、先に移動して環境を変えれば、強制的にキャラ変が起きる。

というもの。
「高校デビュー」「大学デビュー」という言葉があるように、自分を知らない人の中に飛び込むと、なりたい自分を演じられる。
その環境にいると、やがてそれが「本当の自分」になっていく。

とても腹落ちしました。

著者は「引っ越し」を強くすすめていましたが、
私の場合は、ビジネスも生活も愛媛県西予市にどっしり根を張っているので正直難易度が高め。
(これもその気になれば不可能ではないのですが、しない理由は後述します)

とはいえ、移動することはできる。
日常から離れることで、違う思考が生まれる。
見たことのないものを見て、会ったことのない人に会える。
普段の自分とは違う「なりたい自分」を試すこともできる。

これは誰にでもできる「プチ環境移動」だと思います。

「南予だからできない」の考えは捨てよう

例えば南予に住んでいたって、

松山で見たいミュージカルがあるなら行けばいい。
東京に欲しい服があるなら買いに行けばいい。
生のレブロン・ジェームズを見たいならロサンゼルスに行けばいい。

「愛媛だし…」「南予だし…」「西予だしどうせ無理」

そんな発想は、もう終わりでいい。
だって飛行機を使えば南予からだって3時間後には羽田、4時間後には都内の目的地に居ることが可能です。

私は「置かれた場所で咲く」難しさにトライしたいと思っています。
「ここに拠点を置いている」という選択肢を正解にするためには、自分から動き続けることが必要なんです。

月に一度は飛行機に乗ると決めた理由

だから僕は、読書会があった先々月から

「月に一度は飛行機に乗って、どこかへ移動する」

と決めました。10月は東京、11月は東京と大阪京都、12月もまた東京(行きたい情報だけで決めたので東京だらけですが、来年以降はもう少しバランスよく動きたい。笑)

ただ移動する。それだけで世界の見え方が変わる。
環境が変わると、考え方が変わる。
考え方が変わると、生き方が変わる。

子どもたちにも、この感覚はぜひ引き継いでほしいと思います。
移動する姿を子供たちに見せて、「必要な場合にはどこへだって飛行機に乗って情報を取りに行く」気軽さを伝えたいです。

自分の人生は、自分の足で広げればいい。
住む場所が可能性を決める時代じゃない。
移動する人こそ、世界をつかみに行ける。

そんなメッセージを、これからも大切にしていきます。

税理士 古谷佑一

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

 

ページの上部へ戻る

トップへ戻る

電話番号リンク 問い合わせバナー