漫画「ブルーロック」を読んでみて

皆さん、おはようございます。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
皆さんは普段漫画って読みますか?
私はCAFEで一人読書をする時間が割と好きなのですが、あまり漫画って手に取ることが無いです。
ひょんなことから出会ったブルーロックというサッカー漫画に衝撃を受けました。

ブルーロックの概要

『ブルーロック』は、「世界一のエゴイストFW(ストライカー)を日本から生み出す」という、前代未聞のプロジェクトを舞台にしたサッカー漫画です。
クセ者ぞろいの300人の高校生FWたちが、互いに蹴落とし合いながら、日本代表を変えるための「究極のストライカー」になろうと戦います。
冷静に考えると結構ヤバめの実験施設のようにも見えます。笑

特徴的なのは、従来のスポーツ漫画のような「友情・努力・チームワーク」ではなく、徹底的に「個の力」「エゴ」「自分が点を取る」という価値観が中心に置かれている点。

仲間は「協力して勝つ相手」<「蹴落とすべきライバル」
同じチーム内でボールを奪い合って仲間のチャンスを奪い自分がゴールを決める、なんて衝撃的なプレーもあります。

この緊張感が、物語全体にビリビリと走るのがブルーロックの魅力です。

単なるサッカー漫画ではなく、「夢の実現の哲学書」

ブルーロックを読んでいて一番刺さったのが、序盤で出てきた
「エゴイストでなければ世界では生き残れない」
というメッセージです。

たとえば作中では、
「味方にアシストして1-0で勝つより、俺がハットトリック決めて3-4で負ける方が気持ちいい」
といった価値観が普通に出てきます。

一般的なスポーツ漫画とは真逆。
日本の部活文化とも真逆。

でも、だからこそ胸を殴られるようなインパクトがあります。
「自分がどうしたいか?」
「自分はどんなプレーで輝きたいのか?」
「自分が世界に勝負できる武器は何なのか?」

結局、これを突き詰めないと本物のトップには到達しない。
夢を叶えるには綺麗事じゃなく、自分の欲望・野心・エゴを受け入れて磨き抜くことが不可欠なんだと、ブルーロックは教えてくれます。

エゴイストはワガママではない。自分の「光」に忠実であること

「エゴイスト」という言葉は誤解されがちです。どちらかというと悪いイメージの方が強いですよね。
でも作中で描かれているエゴイストは、ワガママでチームを乱す人間のことではありません。(数名そんなキャラもいましたけど。笑)

意味合いとしては、チームワークを壊すエゴイストはNG。ただし、チームの空気に合わせて「本来の自分のプレー」を殺すのはもっとNG
この考え方、僕は仕事にもそのまま通じると思っています。

税理士事務所に就職しているのだから
「税務・会計をやるのが当たり前」
…ではない。

お客様のためになるなら、税務会計の枠にこだわる必要はない。
むしろ、スタッフ一人ひとりが持っている「光る(惹かる)分野」を伸ばした方が、もっと価値を届けられる。

「みんな仲良く同じ方向に」ではなくて、
「それぞれが自分の得意を最大化するチーム」の方が強い。
作中でもU-20日本代表を破った際には、ブルーロック11傑はそれぞれの得意とする武器を最大化するために協力するというよりは、お互いを食い合って自分が活きるように仕向けた感じでした。

なので、うちのスタッフにもエゴイストでいてほしいし、ナルシストでいてほしい。

「自分はこれが得意なんです」
「私はこれがやりたいんです」
と胸を張って言える人であってほしい。

そして僕自身は、その「光(惹かり)」を正確に見つけてあげられる存在でいたいと思っています。

漫画はただの娯楽じゃない

漫画って、時々とんでもない「人生のヒント」が落ちてるんですよね。
今はYouTubeやネットフリックスなどが主流ですが、我々平成が青春だった世代は漫画で支えられたことも多いでしょう。
最近では、ブルーロックはまさにその代表。
読んでいない方は、ぜひ一度手に取ってみてください。(余談ですが…気持ちがエッチな漫画に流れそうになることもありますが、そこは強い心で耐えましょう。笑)

中二病ですが、個人的にU-20日本代表戦の凪誠士郎の「はじめまして日本…、俺が凪誠士郎だ」といってトリッキーなシュートを決めるシーンはドハマりしてYouTubeを何度も見てしまいました。
うーん、エゴイストでナルシスト👍

税理士 古谷佑一

 

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