皆様、おはようございます。
愛媛県西予市宇和町卯之町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。
2023年11月28日決算書の読み方セミナー(DAY1)を行いました
愛媛県の商工会青年部の南予ブロック様よりご依頼いただきまして、吉田三間商工会にて決算書の読み方セミナーを開催しました。(ZOOMでのご参加も入れて20名ほどの方にご参加いただきました)
実はこのセミナーは、商工会青年部の南予ブロック様からご依頼いただく前から、自社セミナーでできないかなと思っていた内容だったんです。
理由としては、
日ごろの業務の中で、会計や経理業務の地位の低さには正直ショックを受けているからです。
「会計なんて直前にバタバタとやって、とりえず申告を済ませるためだけのもの」
「税理士に依頼しているんだから良いように作っておいてよ、それが仕事でしょ?」
「金融機関には先生から説明お願いできませんか?私数字が分からないので…」
といった話はよくお伺いします。
他にも、我々が月次報告書を持ってお邪魔しても社長は不在で、「僕はよくわからないから経理の人間に話をしておいてよ」って言われることあります。
もちろんお客様にも認識を改めていただきたい部分もあるのですが、一番は我々税理士が会計の面白さや、数字で経営することの有用性、大切さを伝えきれてないからだと思っています。
黒字企業の多くの社長は、試算表や決算書を穴が開くほど見ていますし、それを基に経営判断を行っています。もちろん自社の数値を社長自身が語ることができます。
でも決算書や試算表って文字や数字の羅列で何を意味するのか分かりづらい気持ちもよくわかります。
きっと私が「楽譜が読めないから楽器にあまり興味がわかない」のと近いニュアンスだと思っています。それぞれのオタマジャクシの意味するところが私には全くわからないです。。。。
なので一度経営者様に集まっていただいて、まずは会計や決算書、試算表の仕組みをご理解いただいき、「へぇーなるほど面白い!!」と思っていただけることが第一歩だと思っていました。
すると自社の決算書、試算表にも興味を持っていただくことが出来、そして数字で経営を始め、黒字企業が増えて、地域の活性化や雇用の充実にも繋がると思ったからです。
そんなことを考えていた矢先にいただいたご依頼だったので、二つ返事で「むしろやらせてください、報酬は無くてもいいです。」とお答えしました。(実際には報酬もいただけることになりました、本当にありがとうございます。)
ご参加いただきました方は、青年部のみなさんなので年齢も同世代(実は私も西予市商工会青年部の支部長を拝命しております)で、非常に熱意をもって聞いてくださり、その後の懇親会も盛り上がりました。笑
同世代の方々と、経営や数字、会計について飲み会の席で語り合うことがないので非常に楽しかったです(^^♪
会社の決算書や試算表の数値をもっと大切にして、我々世代がもっともっと黒字企業になって、自分達や家族も、そこに勤務する従業員も、そして地域の方々も幸せにできるような企業さんをもっとたくさんサポートしていきたいです。
全十回でのこりあと九回!!
レジュメを作るのが楽しくて仕方が無いです(^^♪
※この日は昼一で年末調整セミナー、夜から決算書の読み方セミナーで非常に疲れました。笑
税理士 古谷佑一