おふたりさま終活について

皆様、こんにちは。愛媛県西予市宇和町の税理士 古谷佑一(ふるやゆういち)です。

野村町のくまさんカフェに行ってきました!!

先日、ずっと前から気になっていた野村町のくまさんカフェに行ってきました。

(素敵な記事が載っていました西日本豪雨から4年 カフェで野村を元気に|WEB ニュース特集 愛媛インサイト|NHK松山放送局 (nhk.or.jp)

店主の熊谷さんが作っているトマトやイチゴを使ったスイーツがおいしい。

私と次男はジェラートを。
これも5、6種類の中から味を3つ選ぶことができます。
私はイチゴ、マンゴー、トマト、次男はブドウ、イチゴ、とあと何だっけ?をチョイス。

 

一方の妻と娘は、見た目が超かわいいくまさんかき氷(^^)/

見た目だけでは無く、イチゴソースがすごく濃厚でおいしかったです。

ちょっとわかりづらいところにありますが、これからの暑い時期にお勧めです♪

 

おふたりさま終活について

私が所属している一般社団法人エンディングパートナーでも取り扱っている「おひとりさま問題」
おひとりさまというのは、独居高齢者のことをいい、理由としては未婚シングルの増加、配偶者との死別や離婚により単身になってしまっていることが挙げられます。

元気なうちは身軽でいいですが、万が一の際にはご自宅でご遺体が何か月も発見されず腐敗が進んでしまい…なんてケースもあります。死後の様々な諸手続きのサポートをする死後事務委任契約も重要な業務となります。

おひとり様は現在740万人(2019年、厚生労働省の国民生活基礎調査)にも上るそうで今後も増加傾向が見込まれます。男女比で行くと35:65となっており、やはり長生きな女性の方が多い傾向。

併せて、おひとりさま予備軍である「おふたりさま」も問題視されています。

65歳以上の夫婦のみの世帯のことを言い、700万世帯ほど存在します。

ここでは高齢での熟年離婚が問題ではなく、共通の趣味を持って仲睦まじく暮らしている方が危ないらしく、急にどちらかが倒れてしまうと生活が一変して対応できなくなってしまうリスクがあります。
めっちゃ大好きだった配偶者を失って立ち直れない…といった具合でしょうか。
なので「おふたり様」の段階では、夫婦でも一定の距離を保って別のコミュニティを作っておく、短時間でもいいので仕事に出る、ご主人は奥様にお金を任せきりにしない、等のある種の自立をする練習をしておくことも大事だと思います。

その他にも財産の管理を共有しておくことも重要です。

保険証券はどこにある?
銀行口座は全部把握している?
ネットバンキングはある?
不動産はどんなものがある?
不動産購入した時の契約書はある?
株や投資信託はどんなものがある?等など。

遺されたパートナーが困らないようにわかりやすくまとめておきましょう。当事務所にも相続税の申告時にご主人がどんなものを持っていたか全くわからないというところから始まって、代理で預金や有価証券の残高証明や不動産の名寄帳を取得して一緒に探し出して差し上げるお客様もいます。
これ、思ったより大変で時間がかかるんです。

あと恐ろしいのは暗号資産。これはパスワードが無いと換金できませんが、税法上はたとえパスワード失念で換金できなくても相続税が課税されてしまうので要注意です。

取引所を通じての取引であれば記録が残るので問題ありませんが、マイニングしたものや、個人間売買で入手したものなどは記録が残らないので完全に闇の中です。もちろん税務署にバレなければ終わりですが、仮に何かの理由で見つかった場合には全く換金価値もなければ存在も不明なものに相続税課税されて円で払うという最悪の事態になりかねません。

なので、財産関係をパートナーに公開せよ、とまでは言いませんがわかるようにまとめておいておくことは重要なのかもしれませんね。

あとは、遺言書も重要です。仮にお二人だけでお子様がいない場合、ご主人が亡くなったらその遺産は誰のものでしょうか?感覚的にはすべて奥様に。と思いますよね?
実際には、ご主人のご両親や、ご兄弟と相続財産の取り分について話し合いが必要になります。そこに離婚や再婚などの要因も絡んでしまうと全く前に進まなくなってしまいます。

遺言書は書き換えが可能で、公正証書遺言であれば紛失のリスクもありません。遺産や人間関係は年々変わるので、一度書いたものでも再度見直して現状に合わなければ修正すれば良いのです。是非、前向きにご検討をお願いします。

当事務所でも構いませんし、エンディングパートナーでも構いません、おふたりさまの問題や遺言書について興味がございましたらお気軽にお問い合わせください(^^)/

素敵なセカンドライフのために一度ここで整理をしておきましょう!

私は妻と四人の子供たちが相続人です。現状では遺産といえる程かっこいい額はありませんが、息子たちが成人する頃には書いておきたいなと思います。

今日もいい天気ですね!

皆様良い週末を(^^)/

 

税理士 古谷佑一

 

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